攻殻機動隊2ndGIG 2話「飽食の僕」 感想
1.知り合いから借りたDVDを見まくる
知り合いがアニメのDVDを貸して(or譲って)くれるので、ここのところ毎晩それを消化する日々。
- 十二国記(全45話)
- ARIA The ORIGINATION(全14話)
- 夏目友人帳(全13話)
- しにがみのバラッド(全6話)
- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(全26話)
- 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(全26話)
合計して約54時間、一日二話見たとして二ヶ月もこんな生活をしているのか。ヒマだな、俺(笑)
2.さえない主人公の妄想劇に共感
さて、かなりよかったのが「攻殻機動隊 2nd GIG」2話「飽食の僕」である。TV未放映だったので、見てなかったかもしれない。
大会社の会長の専属パイロット(しがないサラリーマン)の主人公は夜な夜な妄想にふける。
- 彼は料亭で会食中の会長を銃殺する。
- 彼の用心棒を殺し、会長も殺して憧れの高級娼婦を助ける。
- 事務所で無断欠勤を主任に叱られ、主任に「昔のあなたはそんな人じゃなかった」と机に手を突いて叫ぶ。
- ヘリコプターの中、会長に昨日無断で休んですいませんと言ったら、覚えが無い様子の会長に侮辱されたように感じ、ヘリを地上に突っ込ませる。
これ全部妄想。
う~ん、よく分かる。俺も何百回上司を想像の中でぶちのめしたことか。(^^;) でも彼は現実にはヘタレなのでそんな大それた行動は絶対に起こせず、現実の日々の中でいらだちを悶々と引きずって生きていくのだった。
作品としてはもろ映画「タクシー・ドライバー」のオマージュ。ん、ちょっと暗い?では例えを変えよう。「めぞん一刻」の五代君の妄想癖。電柱にゴン、ってぶつかるアレである(笑)
 2009-06-29  23:00 カテゴリ : 映画・ドラマ・アニメ